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たびたびさんざ@広島

 

ポスターの画像は広島のやつじゃないけど。日本シリーズ初戦の日、小雨の中を三三さんに会いに行ってきました。これまで行きそびれていた南区民センターのスタジオ。座席は150だそうで、落語や小演劇にはちょうどいいのでは? まだ知られていない頃の阿佐ヶ谷スパイダースがここをよく使っていたのに行けなかったのだった。

 

さて、三三さん。名人会ではいちど御目文字したものの、独演会をたのしみにしていたのでした。初めは『道灌』次は『お血脈』。

大ねたは『らくだ』。奇しくも談春さんと同じ。三三さんのはらくだの入った桶を火屋まで持っていって、酒の冷にかけてオチというフルバージョン。

 

独演会というものは、板の上というものは、その方の人として咄家としての魅力が丸裸にされるものよのぉと思う。芸のことはよくはわからないけど、お人柄というものはおそらく受けた感じそのままであろうし、そこに相性というものもあるのかもしれない。肉感的ではなく(これは貶しているのではなくて)、アタマが良くて(欠点と美点は背中合わせかもしれぬ)、もちろん噺はうまい。江戸の風が吹いていたかはわからないけど、ひきこまれて過ぎた。

 

談春さんとどちらがうまいとか秀でているとかは思わないし、どちらもたのしい。それはそれとして、談春さんにおこる熱い拍手というものは何が招くのだろうか。一緒に行ったともだちは、印象としてうける澱みの無さなんじゃ?と。 

 

あーー、それにしてもカープは大谷に勝つし、なんと良い一日であったことよ。ちなみに三三さんは神奈川生まれにしてカープふぁん。また来年もぜひぜひお会いしたいものだ。

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2016秋 立川談春独演会

 

過日、談春さんを聴いた。前回は1年半前と仰っていた。そして今回は大ホール。大ホールで落語かぁと思ったけれど、勿論その世界に連れて行って下さったのでした。大ホールの満杯のお客をひっぱるというのは、どういうものなんだろうか。もう登場した時から拍手が熱い熱い。

 

一部は長いまくらと『ぞろぞろ』。もともとは上方のねただそう。昇太さんの笑点のはなしなんかもまくらでなさっていたけど、昇太さんもなさるらしいし、談志さんもなさっていたねたなんだなぁ。Wikiを読んだだけだけど、物が無限にあらわれると言う話は世界中にあるらしい。欲望が無限なせいか、それが面白いからかわからないけどなんだか納得できる。

 

二部はいきなり『らくだ』。お、始まった!と。ツウなことはなーんもわかっていないけど、やっぱり難しいねたなんだなぁーと聴いていた。今回の談春さんのはらくだの入った漬物桶を火葬場に運ばないバージョン。

 

くだんの「かんかんのう」だけど、検索して出会ったドラマはコレ。以前鶴瓶さんがホンキで落語をやるぞ―みたいな感じで興行なさった時が『らくだ』だったと記憶しているのだけど、師匠の松鶴さんの得意ねただったらしい。

 

やっと弔いの酒を飲み始め、らくだの兄貴分のやくざな半次と、理不尽な目にあうばかりの屑屋の主客がくるりと反転するあたり。当然ながら、もうもうやられてしまう。うれし過ぎる。

 

こんな拍手をもらっているところを、師匠に聞かせたかったと仰っていた。なかなか間に合わないものだと仰っていたけど、おそらく談志さんが亡くなる前から何処でも談春さんのチケットは売り切れだったろうし、拍手も熱かったに違いない。それを高めるのでもあろうけれど、有無を言わさぬ力を見せつけつづけるというのはどんな心もちなのだろうかなぁ。

 

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生らくご会番外編「歌奴&和助 茶番普及公演〜広島編〜」

忘れてしまうところでしたので、ちょいとリンク貼っておきます。公演はすでに6月のこと。

 

まず「 茶番 」というのが何だかわからなかったんですが、まあ、その、茶番劇のことですね。もうクオリティーも結構茶番かと思われ。江戸時代に歌舞伎の楽屋で発生したそうで、歌舞伎の演目のパロディーらしいです。コントみたいなものですが、それで人を楽しますせるというのは、並大抵じゃないのでしょうね。

 

そして曲芸の方ですが、太神楽(おおかぐら)と言うそうです。海老一染之助・染太郎の傘回しのイメージですが、ちょこっと検索しますと、そこから獅子舞だとか恵比寿大黒の舞だとかいろいろに展開していって、今は神様っぽいものは抜きになって曲芸が中心ということのようです。その大神楽をした人が茶番もしたらしい。

 

まあ、あまりに認識不足ですが、またじっくり出会えることもあるやもしれないので、とりあえず覚え。

 

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追悼 柳家喜多八師匠

 

WOWOWで、喜多八師匠の追悼番組として「落語家Xの快楽スペシャル」の再放送をしていました。録画をしましたが、はずみで観てしまおうと思い、喜多八師匠のところだけ拝見したのでした。自称虚弱体質なんて長年仰っていたのに、5月に癌で亡くなってしまわれたのでした。

 

ワタシなんぞはどど素人ですから、生で聴いたのは2度だったと思います。でも、それでも、好きな噺家さんだったのです。小三治師匠のお弟子さんです。ちょうど今日、秋の三三師匠のチケットを申し込んだのですが、三三師匠も小三治師匠のお弟子さんですから、喜多八師匠のだーいぶ下の弟弟子なんだなぁ。

 

あの喜多八師匠のやる気のなさそーーーな、そしてどんどん熱くなる高座をもっと目の当たりにしたかったのに。師匠のモットーは、どこまでマジかは存じませんが、「清く、けだるく、美しく」。とぼけたというか、何処か投げやりのような。お江戸の性懲りもない人たちの、あの空気、落語の世界に連れて行ってくださる方でした。

 

好きだったよぉぉ。清くけだるく美しく逝ってしまわれたのでした。南無。

 

 

 

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広島生らくご 生志独演会 地獄八景亡者戯


なーんにもする気がしないのですが、ちゃっかり落語には行ってきましたぞ。なまけ病やん! 笑  生志さんは何度か聴いたことがありますので、そのへんは安心ってことで。地獄八景ってものはお囃子が必要とのことで、生のお囃子も入っておりました。太鼓にかねにお三味線。豪華絢爛!!  ありがとうございます!!「広島で生の落語を聴く会」さま!!上村さん!!

米朝師匠が復活させた演目で、ワタシには
G2さんの芝居の方が親しいですが、上方落語の大ネタ。生志さんも仰っていたけど、やんややんやのギャグや時事ネタで随時笑わせるといった風情で、いわば大きなサゲがあるというネタではないのです。面白いと思ったところで随時笑っといて下さいねーーって。

サバの刺身を食べたらしんでしまった喜六があの世で伊勢やのご隠居に出会う。三途の川、六道の辻、じょうづか婆、閻魔さまなんかにまつわるはなしが展開され、それが前半。閻魔さまの裁定で4人のものが地獄行になるけど、あれやこれやで鬼を困らせて、大鬼のお腹に入ってしまった。鬼は4人に困りはて、閻魔大王(便秘薬の漢方、大黄にかけている)をのみ込まなくっちゃ駄目だーーー!!となってしまっておしまい。ちゃんちゃん。

生志さんは米朝師匠の孫弟子になる吉弥さんにお稽古をつけてもらい、ネタをする許可を得てのこと。上方落語ですから、江戸落語でやろうとすればこまかいくすぐりなんかも変えているんでしょうね。今日はちゃんと広島ネタを入れたり。生の落語で経験したのは初めてだったので、それがうれしいことでした。

そしてG2さんとか新感線とかの舞台というものはどちらかといえばワタシの好みでは無いのだけれど、随時笑わせていくみたいな空気というか文化というか、きまりきったこととか言ったらカッコ悪いやんみたいな、そういう上方文化というか大阪文化というかそういうものが下敷きにあるような気がするんですがどうでしょう。

あとね、生志さんに限らず立川流の方の文化はシニカルというかブラックというか、そこが好きです。そうそう、某乙武クンのニュースなんてものは明るいニュースだなぁー、世の男子に希望を与えちゃうなーっていうのがワタシの感覚ですが、狭い範囲で暮らしてるとそんなことを言う人はいないわけで、うれしくなっちゃいました。政治家とかちゃーんと皮肉るし。ふふ。そういう洒脱さというか、正しくない感じでいってほしいものです咄家さんなんてものは。と、この前の三枝さんの記者会見にたいそう憤慨しているワタシはそう思うのでした。笑

 
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菊之丞さんと今輔さん


さて、忘れちゃうんで書いとこ。3月アタマに生らくごの会に行かせてもらいました。第28回は古今亭菊之丞さんと古今亭今輔さんのふたり会。おふたりとも初めてだったんですが、菊之丞さんにうっとり。丁寧できれいな高座といえば良いのかな。

菊之丞さんがベーシックな分今輔さんは心置きなく新作を、という取り合わせ。ワタシには新作には苦手意識がありますが、お人柄のよさが出る新作を聴かせていただきました。

さっきクローズアップ現代で、米朝さんのことをやっていました。偉大な米朝師匠のことを云々言えるようなワタシじゃありませんが、もし米朝師匠がいらっしゃらなかったら、落語というものは違っていたのでしょう。上方落語は無くなっていたのでしょうし。巨星でいらした。ご恩は忘れません。

上方からも、うんと粋できれいな噺家さんの新星を拝見したいものです。





( めも 談春さんの赤メダカがTBSのドラマになるそうです。談志さんはたけしさんで、談春さんはニノ君だそう。放送日は未定。ちょっとたのしみです。)


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落語教育委員会 広島編
                              


これまでに聴いたことがあるのは喬太郎さんだけでございます。柳家喜多八、三遊亭歌武蔵、柳家喬太郎による落語ユニットだそうで。まずしょっぱなに携帯を切りましょう的なお3人さんによるコントがございまして。なかなかにサービス精神あふれる企画のようでございます。お客さんはこの日は若いめ。生らくごの会さんのお陰でございます。いつもながら有難い!

歌武蔵さんは元お相撲さん。三遊亭圓歌師匠のお弟子さんですが、元が大相撲の武蔵川部屋にいらしたので、その両方から字を取って歌武蔵なのだそうです。明るくて大笑いさせて下さるという芸風のよう。

大ネタは喜多八さん。この方、柳家小三治さんとこの弟子さん。あのですね、脱力した感じのまくらがあんまり長いのでマジか?と思ったりしておりまして。そのうえ、宝塚ふぁんでいらっしゃるそうなんですが、ご自身の宝塚モノマネ動画の宣伝なんぞございましてね。

なんですけども、いやはやそのうちにすーっかり引き込まれてしまったんでございます。喜多八さんラブになっちまったのでございます。廓噺だったんですけども、しゃべりくちの脱力具合が諧謔と哀感の世界に連れてってくれまして。その連れていってくれる感が素人的にはたまらんのでございます。


柳家喬太郎       蒟蒻問答

三遊亭歌武蔵      宗論

柳家喜多八       お直し   




        



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落語名人寄席 豪華三人会 @ HBGホール
                                    


チケットの日付を見ますと、まだ先月のことだったらしいんですよ。3月のアタマのことです。お目当ては小朝さんだったのですが、歌丸さんだって小遊三さんだって、もちろん聞いてみたかったんです。どなたも初めてでした。

ほら、でもね。こんな豪華な取り合わせはもちろん大ホールで聞くのでございます。で、もちろん上手いです。と、思います。薄ら寒いような気持には決してなりません。とーぜんチケットだってそこそこのお値段です。寄席に行く機会が無いワタシには、こんな時しか聞く機会が無い噺家さんばかり。

ね、与えられたものを楽しめばいいんだよなと思います。いやいや、ホントに。もうちょっと、ネタが何だったかも忘れてしまいましたけども、そういえば行ったよなということで書いておきましょ。

何を、何処で、どんな風に見聞きするかは自分で選ぶしかないわけで。そこでどんな化学変化が起こるかは予想もつかないわけですよね。まあ、そのへんの兼ね合いってものは、難しいところなんだよなぁと改めて思ったというはなしです。おしまい。




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立川談春 独演会
                             
 

この前、立て込んでいた最中に出かけた談春さんの独演会。やっぱり大満足でございました。落語のこともよくはわかりませんが、談春さんがすきだ!でもって、ねたのことも全く知らないのですが、そんなこととは関係なくたのしいのが落語。いいなぁ、落語。

前座さんは無しで、なんやかやお喋りがございます。時事ネタは食品偽装のことなどですが、まあ何にしても談志さんに対する愛に溢れておりますねぇ。当日、2階ロビーを隔てた反対側の大ホールは森山直太郎さんのコンサートだったのですが、ちょい前にさだまさしさんのコンサートか何かに一緒にゲスト出演されたそう。直太郎くんに興味があるという人はこの中ホールの方には座ってないだろうけど、彼の歌は素敵だなんてことを仰っていたり。

そう、さださんと言えば、勘三郎さんが亡くなる前年の暮れ。勘三郎さんとさださん、志の輔さんと談春さんでゴルフをなさったなんて記事もどこかで読んだのでした。以前、談志さんの追悼の会が平成中村座であったことや、今年の秋にあった まつもと市民芸術館の勘三郎さんの追悼の会はそのゴルフの面子と串田さんだったことなどは、今、知ったことです。熱があるものというのはやっぱり繋がっていくのだなぁ。勘三郎さんはあの「赤めだか」を読んだことから初めて談春さんにお会いになったのだそう。( 立川談春見聞録 関西ぴあ )

書いているうちにねたのことを書くのが億劫になってきたので、もう止めよ。

  粗忽モの使者

  妾      馬


両方に出てくる赤井御門守(あかいごもんのかみ)。どうやら落語で御大名といえばこの方なのですね。火焔太鼓で太鼓を欲しがるお殿さまも赤井御門守。なるほど。

詳細はすっかり忘れたのですが、談春さんのおはなしの中で、落語ってものは都市生活者のものなのだけど、それをどこでもできるモノにしたのは他の誰でもなくて米朝さんなのだ!と。そして落語の笑いも何かを貶めて笑うに違いはないのだけれど、粗忽というのは聴いている人は自分のことと思わないからそのへんが害が無いといったニュアンスだったかな。

ええ、また必ず行きますとも、談春さんの独演会!そうそう、今夜、志らくさんの落語と談志さんの映画をWOWOWで録画しておいたので、それも見なくちゃ! 独演会のロビーで写真を撮っていたら、同じように写真を撮っていらした方が、今年聴いた談春さんのねたの中で「妾馬」が一番良かったのからまた聴けたのはラッキーだったと仰せになっておりました。

良かったなぁ、八五郎が妹のお鶴にしんみり話すあたりのあの気配。



 関連 ■  喬太郎さんと談春さんを梯子!  談志さん「主観長屋」  
        
        東西特選落語会 と 立川志らく独演会


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雲田はるこ 「落語心中」 4巻
                                    

 
■ 雲田はるこ 「昭和元禄 落語心中」

ウチの女子高生のところに学校のともだちのチエちゃんが急につかつかっと寄ってきて、「ねえねえ、落語心中持ってなぁい?」。「うふふふーーっ。持ってる持ってる!母さんのだけどね!」というわけで。つまりは持ってたら貸してとお願いされたらしいです。そういうのって、好みが通じてるかな?みたいなやり取りでたのしいですねぇ。ちなみに彼女たち、受験生なんだけど。。。
とはいえ、最新刊をまだ買っていなかったので母さんはチエちゃんの為に買ったよ。

4巻まできまして、なかなかに展開しております。途中で八雲師匠を亡くした菊比古が寄席でやります「死神」が、何だかとーっても素敵!! 孤高の菊ちゃんに惚れてしまいそうでございます。

後で圓生さんのを聴いてみましょ。「死神」もさることながら漫画のなかのセリフもうまいこと言ってくれます。ちょっと失礼して、ごめんなさいよっと。


    菊比古  「 今 小さい席で落語をやるだろ そうするとすごく楽しいんだ
             今までにこんな風に思った事なかった
                 落語をやるのにそんなふうに考えたら 駄目なんだと思ってた 」

        助六   「 それは客が見えているからだよ
            お前さんは一人でいいなんて云うけど
            落語は一人でなんて絶対できねえよ 

            客がちゃんと欲しがってくれて
            それにキッカリ丁度の多すぎない、少なすぎもない
            報酬(ワリ)をくれて

            それに丁度よく見合う形のとびきりいい芸を返して
            お互い気持ち良く取り引きするんだ    」
                                                  落語心中4 P154   

あー、「死神」も生で聴いてみたーーい!


             


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