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大石静 阿川佐和子『 オンナの奥義 』

 

今日はね、お花の先生に義理を果たすべく、お若いお家元がやってくる研修会に参加の予定だったんですよねー。なかなか思うようにはまいりませず。とはいえ、まあ、それくらいのことどーってほどのことでもないですわねー。おほほ。

 

読んだところで想定内とわかってはいましたが、一応読んでおきました。うんうん、想定内。

 

研修会に行くつもりでしたから他のしごとは断っていて。日曜日の、サンサンと、冬のお日和の午後の日差しが差し込む、ぽかぽかのリビングで読みましたとさ。ソファー用のもふもふ毛布にくるまってね。

 

大石さんだとワタシより10こ上。阿川さんだと8こ上ですかね。年を重ねるってことは見渡せる景色の遠くまでの連なりが想像できたりとか、浮いたり沈んだり幸運や不運が人を翻弄するってことが実感できるってことになるのかなぁ。

 

基本、自己充足できてないといかんなぁとか思いつつ。

 

ふだんお稽古事とかしていて、物おじしない人っていうのがいるなぁって思います。その素直さってものは持ち物だし、ある種の自信の上にもあるんだろうなぁって。それは感じがいいし、ちょっぴり妬ましい気もするんですが、阿川さんにはそういうところがあるような。

 

「ふたりっこ」以来、蔵さんがメジャーになった「オードリー」なども介して大石さんは好きな女性。ご本人曰くあれにもこれにも懐疑的で悲観主義だそう。ならこそ人の気持ちの機微にふれるセリフが書けるってものでしょうか。熱量が高く、柔軟で、正しくないところが魅力かと。

 

まわりの人を傷つけることなく自分を語ることは難しく、のどかな無駄話のようになってしまったと、あとがきに書かれていたけどまさしく! ま、それはそれでいいんじゃ、ね?

 

 

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おざわゆき著 『 傘寿まり子 』1〜5

  講談社コミックプラス

 

5巻まで1度に買ってしまいました。80歳のまり子さんが家出して、冒険していくストーリーです。うまいこと説明できませんが、人生の、おそらく先の時間がわりと短い時になって、これまでこつこつと積み上げてきたものは簡単に意味のないものになってしまうその感じ、わかるなぁ。

 

無惨でもありますが、帳消しになったぶん身軽で自由でもある。でも体力は無いし、、。まり子さんはネットカフェに寝泊まりしたり、捨て猫を拾ったり、むかし好きだった人と一緒にくらすことになったり・・。まあ、マンガではありますが、無いことでは無いだろうなぁ。

 

昨日だったか金を飛行機で密かに運んだ事件で、捕まった女性をニュースで見ましたが、70代半ばくらいでいらしたかと。活動的であるかいなかに関わらず人生は終わる時まで本人が主人公なんですよねーー。

 

年をとることの無惨さや、マンガの中にも出てくる立場の弱さやそういうこと・・。ワタシにも本当にはわかっちゃいませんが、ママと一緒に暮らしていますし、実家のハハのことを思っても、そのなかで足元しっかりに機嫌よく暮らすことは相当の高度な技なんだろうと思います。

 

高齢で同居する家族のある人の方が、ひとりくらしの人の方より自殺率が高いというのはよく言われることですが、ヒトというものは関係性の中に生きるいきものなんでしょうね。ひとりとして立つということのつらさもありつつ、関係性の中の弱者でいるよりも楽な部分も少なくないのかも。

 

ママと暮らしていて、こうあって欲しいというワタシのきもちを押し付けるのはよくないなぁということを何時も思います。物理的にはつねに手助けする立場であっても、ママの人生はワタシの持つよかれと思う基準とは関係なく、ママのきもちの赴くようにしなければならないことです。

 

年齢にかかわらずパワフルであったり活動的であったりするのが偉いと思うのもあやまったことでしょう。しかし風通し良く、きげんよく出来るのがいいなぁ。出来ればいろんなこだわりのきもちを捨てることが出来たらいいなぁ。諦めるは明らかに観るだぞ。

 

今日も実家のハハに「孫の進学先のことなどおかさんと関係ないことよ」と言いました。酷い言い方だろうとも思いましたが、できたら振り切って欲しいと願うワタシのきもちを伝えたかったのです。実の親に対してだから言えることかもなぁ。

 

さておき、何年かの間、中年女子の生き直しだとか自由や自立、子供が成長したのちの再スタートのことを興味深く思っていましたけれど、まだまだまだまだその先にも冒険旅行はつづいているぞ!ということですね。わかっているようで、直面しないとわからないのかもしれません。

 

ママにもハハにもしっかり生きてもらって、しっかり見せてもらうぞと思っています。まり子さんのこれからの進展もたのしみです。

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原田純 著『ちつのトリセツ』

 

おんなのこの身体性やホルモン、欲望もふくめたセクシャリテイ―やケア、のことをしきりと考えていた頃があります。50を少し過ぎた頃です。関心としてはつづいていますが、じぶんの状況やからだはそのころとは少し変わったのかもしてません。さておき。

 

この本がとても売れていると知り、読んでみたくなりました。助産師のたつのゆりこさんという方のおはなしを聞きいて、実践してみたおしものケアについて書かれています。

 

いっきに自分でオイルケアということになるとハードルが高いかもしれませんが、それぞれにそれぞれの範囲でおそるおそるやってみるのもいいかもなぁと思いました。

 

ワタシ自身は週に何度かママやおともだちに手や足のオイルマッサージをしているのでオイルの効用には実感があって、ケアというもののたしかさは何時も感じているので、そのことにリンクしている内容でもありました。

 

とりあえずからだ全体のオイルケアはやってみました。人にはしてあげることは出来ても自分自身のからだ全体となると無理と思っていたのですが、自分で自分の体全体をオイルで撫でさすってそのまま湯船につかって温まるというのはとっても現実的でした。あとを石鹸の泡で洗ってもいいけれど、そのまま湯船で薄いタオルのようなものでまたも軽く撫でさする。じぶんのからだへの意識の変化をもたらすかもしれません。

 

妊婦にすすめられる会陰のマッサージや、欧米ではふつうになされている?ちつのケアについても体験談とともの実践的に書かれています。筋トレだけなら、書かれているとおりのやり方でなくても意識すればもっと気軽に出来るかもしれません。

 

どこまで何を実践するかは別としても、骨盤底筋を鍛えることや温めることがことにおんなのこのからだ全部を大きくを左右する大問題だという認識はとてもよくわかります。からだが快適なことはこころも快適なことにちがいありません。

 

きもちいいセックスのためにも、これから先に延々とつづいていく加齢という冒険のためにこそ大切な意識だと思われます。本の概要はコチラ(こみち書房)。

 

アーユルヴェーダを探求したいとは思っていないですが、もう少したっぷり使うため、良質でねだんも安いオイルも注文してみましたよ。

 

関連記事 アロマテラピーレッスン 

 

     内田樹×三砂ちづる 『  身体知 』  

     

     三砂ちづる 著 『 タッチハンガー 』​ 

 

     SEXandAGE(ウェブの女性誌どうするOVER40)

 

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口紅を

 

洋服のはなしはムスコともしますが、ムスメがいてたのしいのは化粧品のはなしをする時。ワタシはしごとの時はほとんど化粧をしませんし、化粧品にお金もつかいませんが、無縁というわけにもいきませんよね。出かける時、出来たらやはりきもちが浮き立つ方がいい。

 

ビンボー学生のムスメは帰省してきてお小遣いをせしめたら、雑誌で予習してデパートの化粧品売り場に出かけていきます。買ってきた口紅の色がきれいだったのでワタシも試させてもらいました。

 

うん!かあさんも買う買う! というわけでムスメのマネっこして買ったのはM.A.C の デュポネ。濃いめのブラウン系の赤です。濃い色が欲しい時用に。元から持っていたもう1本、同じくM.A.C の 真っ赤はムスメに譲りました。

 

デパートのカウンターに座るのは慣れなくて、ワタシにはハードルが高いので、ついでにカウンターのお姉さんにすすめられた  デル リオ も。こちらは普段に。欲張ってしまいました。ふふ。濃い色の口紅にたすけられ、ご機嫌よくまいりましょ♪

 

 

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柚木麻子著 『BUTTER』

 

ほいほい。待ってました。誰が書いたとしても木嶋佳苗死刑囚のことを題材にしているならたぶん読んだと思います。柚木さんの小説は読んだことがありませんが、すぐに入手しました。何でかなー。罪を犯す欲張りに興味をそそられるのは。

 

読み終わって兎も角はお腹がいっぱいになり、満喫しました。それで佳苗のことを充分理解できたというのでないですが、作者が彼女をめぐって奮闘してくれたわけで、それを一緒に歩いた気持ちになりました。

 

主人公は佳苗ではなく、佳苗(小説では梶井真奈子)を取材しようとする週刊誌の記者の町田里佳。連続殺人を犯したかどうかは最後まではっきりしません。里香が面接をくりかえすうちに真奈子に翻弄されて感じる食や食欲への興味や、太るという身体感覚やそのことによるまわりからの反応。

 

真奈子のことを取材していき、そのことで変化を迫られる里香。里香の友人も、周囲の人も、そのことでそれぞれに人生の適量をみつけていくというふうに後半はすすんでいきます。佳苗を知りたくて読んだ人には不満もあるかもしれませんが、ワタシはそんなふうには感じませんでした。

 

小説ですし、読んでみて別段佳苗について何か新しい感じをもつということはなかったように思いますが、生きていくと言うのはたいへんだなぁってかんじかなぁ。

 

何時もそのへんが間違っているのかもしれないと自分がわからなくなりますが、もし男たちが佳苗に殺されたとしても、動物としてはいたしかたなくはないのだろうか?という感がぬぐえないのです。もちろん人のいのちをどうこうする権利は誰にもありません。

 

セルフネグレクトに陥る可能性は自分にもとても近いところにあるように思うのです。男たちはそうまで逼迫はしていなかったかもしれませんが、佳苗の欲望にのまれたことをどう思うのかなぁ。あまりに単純な言い方だとは思うけれど、男たちが女に求めるものは最後の最後には、優しさやまろやかなケアや自分を傷つける心配の無さなんじゃないかなぁ。それと性欲のこと。

 

じゃあ、その逆に女たちが男に求めるものは?

 

関連記事 ■ 『毒婦』と『毒婦たち』

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K2 cureスキンローション

 

このローションを買ってみました。何時も遊びに行ったり、少し参加させてもらったりしているここのネットマガジンで、いいよーというのを読んだからです。お値段もお手頃なのも魅力的でした。

 

天然成分ということ、医薬品研究から生まれたということ、保湿に加えて殺菌力もあり、薄めてうがいをしたり、口の中に塗ってもいいそうです。アトピーや吹き出物、切り傷や床ずれ、しみ、いぼ、虫刺されなどにも効き、普通肌の人は1日に1度使えばとのこと。

 

テクスチャーがとってもいい感じ。油が入っていないのに、薄くしっとりのびます。夏はひどい肌トラブルに悩まされるママにも1本進呈し、さっぱりの方も注文してみました。しっとりを顔に、さっぱりをからだに、と書かれていますが、お好みの使い方でよさそうですよ。

 

こちらはお得な大きいサイズ。1本使い終わってこのままにお気に入りのままなら、次はこっちにするつもりです。ボディークリームやハンドクリームより塗りやすいように思います。大人の乙女の大敵、乾燥。強い味方になってくれそうですよー('_')/

 

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イメージが大切だ

 

日曜日に衿子ちゃんちにお届け物に行きました。で、ちょいと上がり込んでお茶を飲ませてもらい。

 

彼女は膝の調子が悪くて整体に行っているのですが、体重も落とした方がいいということで減量指導も受けているのだとか。治療もしているので言われたことはごく簡単な体操、朝晩の体重測定。せっせと2週間体操をしてまたその治療院に出かけたというのです。

 

そうしたらそこの先生が、「言ったことをしていませんね!」と仰せになったというのです。つい聞き流していてさほど重要に思っていなかったのだそうですが、「こんな人になりたい!!という理想の姿の写真をあちこちに貼りまくれ!」という指導を守っていなかったのだとか。

 

その先生はプロ野球選手のメンタル指導も無さっていた方だそうですが、野球少年がイチローのプロマイドを部屋中にはりまくるのは全くもって正しいことだというお話。別段どうってことない雑誌の写真でもパソコン画像のプリントアウトでもなーんでもいいそうで。

 

イメージをアタマに定着させるってことなんでしょーねー。あ、それと、こんな人の恋人になりたい!という理想の男性のお写真もいいそうです。ちなみに治療院の先生ご自身も20キロほど痩せられたのだそうですが、貼っておいた写真はロナウド選手と武井咲ちゃんだとか。「イメージ、イメージ、イメージが大切だ♪」って何の歌だっけ?と思ったわけですが、ブルーハーツのこれでしたわ。

 

今夜もごはんのあとにお菓子を食べて、ソファーで眠くなるという恒例の習慣を繰り返しているわけですが、気休めにバレリーナの美しいお写真を体重グラフのところ貼ったのでした。別にバレエストレッチに行こうとかそんなことはちーとも考えていませんが、やっぱりホントは3キロ軽くなりたいのでした。

 

もしも、万にひとつ、痩せたらご報告しますねーーー。お昼にはおみやげにいただいたハーゲンダッツの桃アイスも食べたんですけどねーー。ふふふーーー。

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『 毒婦 』 と 『 毒婦たち 』
  


2冊たてつづけに読みました。もうずいぶん前に買ったまま積んであったものです。つづけて読むと、佳苗中毒になります。笑
事件の頃、面倒な気がしてよく知らないままでしたが、2冊とも買っていたということはやはり興味があったのだろうなぁ。忘れてしまっていました。

そんな言葉は本の何処にもでてきませんが、何か境界例的な精神障害のようなことがあるのかもしれません。しかし、いたって健全な精神の見本というような人もいないようにも思い。

殺人を犯したと考えるとして、そんな面倒なことには少しも開放感を感じません。しかし、彼女の事件が東電OLと同様に何かしらひきつけるというのは感じるのです。それは何なのか自分の代わりに北原さんに探求してもらう。そしてその報告を聞く。自分の代わりにそのことを語り合ってもらう。それを傍らで聞く。そんな時間でした。

裁判のディテールも誤解をおそれずに言えば面白いのですが、つまり男たちは佳苗の愛を問うたのではないか? 

「毒婦は諸刃の剣だ。性的魅力のある女は愛され、ない女は女とみなされないが、セックスを売ったり、性的魅力で男を利用したりする女は容赦なく侮蔑され、激しく憎まれる。女は毒婦のように魅力的であれ、しかし毒婦にはなるなと言われ続けているようなものだ。」P198

佳苗はどちらかといえば美しい女とは言えません。もし美人だった被害者は羨望や同情をあつめたでしょうが、そうでないということで彼らは好奇の目にさらされました。しかし、彼女にはそれほどの強い生命力があり、冷静でもあり。被害者である男たちはまるで佳苗物語の登場人物であるかのように、彼女との感情の対立を感じさせていません。

そして多くの女たちがそうであるようにまるで違う価値観に軽やかに引き裂かれていたのではないか。佳苗自身の言葉でいうなら「地味な私と派手な私」。男への苛立ちや男へのドライさを隠さない一方で、男性が求める女性像を内面化させる。

そう、そして、女の事件の多くが男の為であるのに対して、佳苗はそうではないといいます。多くの男からお金を引き出しつつ、個人的な交際相手には貢ぐことも貢がせることもしていないそうです。興味深いなぁ。

売春は自分を大切にしない行為であるという一般論を吹き飛ばす佳苗の自己愛ぶり。おそらく彼女は自分を粗末に扱ってなどいないはず。援助交際が盛んだった時代の文化から何か生まれてくると思っていたという上野千鶴子さんの予感は、さしあたっては佳苗の上に花を咲かせたということなのだろうかなぁ?

売春で傷つかない女は男にとって脅威なのではないか? 大きな意味で、性を売ったことのない女などいるのか?

そして男性が求めるものとしてのケアを佳苗が提供したこともワタシには興味深く感じられます。ビーフシチューをコトコト煮込んで、それを男に食べさせたあげくにあっけなく殺してしまう。家族とか結婚とか手作り料理とか言葉で男たちを鮮やかに操った。性的な価値だけでなくケアの価値も売っていたのではないか。

「自分からは話さず、話を聞いてくれた」「話を聞いて笑ってくれた」「私のぼろぼろな財布を見て、堅実な方と褒めてくれた」。完全はケアではないのか?男が女に求めるものは、本音ではこれではないのだろうか? 

ケアするという言葉は信田さよ子さんから出たものですが、それはやはり母親的なもの? おいしい料理、ふくらしたからだ、やさしい口調、、、男は都合のいい妻を求めているのではないか。家族のパロディーを演じていたともいえるだろうし、女もきっと都合のいい男を求めています。金払いがよく、機嫌がよく、、、。パロディーは男性の殺害で幕を閉じます。実際の家族はどうなのでしょうか?

さて、全体を見渡して何を言えばいいかわからないですが、毒婦というものは女たちの本質をつきつけ、時代の価値観を鮮やかに見せてくれるものでありつづけるのでしょう。そしてその本質は変わっていくものなのかどうか、、。





 
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鈴木大介 著 『 最貧困シングルマザー 』
 


まず「貧困」の定義からして曖昧ですが、でも確実に貧困は身近にあるということを感じます。月に9万以下で暮らす日本人は2000万人(厚労省)と言われてなおそれがどのくらいなのかわかりにくく。

「20歳から64歳の単身女性の3人にひとりが貧困」「19歳以下の子供のいる母子家庭では貧困率は57%」(国立社会保障・人口問題研究所)と言われて酷いことになっているとやっとわかります。「シングルマザーズ」というドラマを見てから少しは認識していたつもりでいたのですが、なんにも知らなかったんだなとも思います。

この本は母子家庭全体の苦境をルポしているものではなくて、その中で出会い系に生息することになった人たちに迫るということが中心になっています。離婚してとして養育費を払う男性はほとんどいないというのは知られていると思いますが、誰にとっても他人事では無い。

ワタシの知り合いの女の子もそうですが鬱で働けない(彼女は鬱で障害認定を受けており、家賃や子供の給食費は免除されています)。小さい子を抱えていても働けば何とかなるというものではないですが、実家とか親とかがいない場合それは本当本当にに過酷。そしてワタシは福祉の受けがたさというものを少しも理解していませんでした。

働きようもなくて、風俗や売春をしようとする場合でも、それは商品価値という意味で秀でた人にだけにしか許されないということも始めて認識しました。そして出会い系で会うクズのような男たちに心の何処かで救いを求めるきもちを捨てきれないことも。

昨日だったか、出会い系サイトが摘発されたニュースをやっていましたけれど、もしそこで現金を得ようとするならば、それがどんなにやわでないかという現実も少し本書で垣間見て。

まったくうまく内容を説明できる気がしませんが、知らないよりもマシと思いました。何か出来ないとしても知らないよりもマシだから。やはり何処かで対岸のものように思っている自分は否めませんが、そのような社会のままでいいとは決して思えないのです。そのことは確か。


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シャネルNo5のミューズ




 しーばらく前に動画好きのウチのダンナに素晴らしいから見てみそ!とススメられたのが、シャネルNo5のCM。たしかに美しーーーい。あの「ムーラン・ルージュ」とかレオさまの「華麗なるギャツビー」のバズ・ラーマン監督作品というから当然至極ですわね。

登場するミューズはスーパーモデルのジゼル・ブンチェンというお方だそうです。昔レオさまと長く恋人だったそうですが、まあ、そこらへんはどーでもよし。今は2児のママで33歳と何処かで読んだ気がします。

何でサーフィンやねん?と思いつつも圧倒的な美画像にうっとり。孤独も、子供も、誇るべきキャリアも、お金も、ロマンスも持ち合わせた美しい女性こそがNo5を体現するミューズ。ふーーーっ。

ダンナは素晴らしいじゃないか!と言っていましたが、なーんか遥か他人事過ぎてと思うのも女心じゃないかしら? 香水を買うこと、イメージを手に入れることは誰でも出来るというのが豊かなことなのは間違いないのですけどね。

すばらしく効果的に流れているローファングの「Youer the One That I Want」は、かの昔、ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンが主演した「グリース」の曲。えらく洗練されたイメージになっていますけどね。ちょっと失礼して貼らせていただくとこんな歌詞です。たぶんそこのところにダンナは反応したんでしょうね。

美術監督はラーマン監督の妻でもあるキャサリン・マーティン。ウエットスーツのデザインはカール・ラガーフェルド。今シーズンのコレクションもちりばめられているそうですよ。
メイキングも楽しかったから貼っときましょ。

素晴らしく美しくて洗練されたイメージを手にいれることのできる贅沢と、その対極にある弱者としての女の子の貧困や困窮。そんな娑婆の中を生きているのだなと。甘ったれながらもうっとりとするのでした。



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