03
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
calendar_bottom
            
夏の仏事 


少し前、亡くなった舅の妹さんが亡くなりました。正しくは何という関係になるのかなぁ。お姉さんと呼んでいたので、お姉さんが亡くなって、4人兄弟だった舅の兄弟は誰もいなくなってしまわれたことになります。


時間の経過というのは清々しく平等。格別なことが無いと仮定すると、ワタシと弟が消滅するまでに、あと30年ほどか? ごく短くしとくと云われても困るけど、呆れるほど長くはなりませんように。


ともかく、亡くなったお姉さんは死に顔も別嬪のままでした。で、49日の法事もあったのですが、何せ格別に暑いわけで。


黒い夏羽織の下に、無理矢理柄の訪問着を着て誤魔化しました。他の無地の薄物は水色とピンクしかないのです。水色はともかく、ピンクは着る機会が一生無いかも。


帯まで黒ではちょっとなので、これまた手描きの松の紬で誤魔化し。誰も見てないよね。というわけで。まあ、帯なんてだいたいほんのちょっとしか見えてないもんね。 


この訪問着の柄はあまり大きくはなく。なんとなく滝かなと思い込んでいたのですが、何でしょう? オークションで買った新古品なのでした。


[ 着物のじかん ] comments(2) / -
ENTRY BOTTOM             
色留袖

 

親戚の結婚披露宴。結婚式は去年の9月に済ませていて、コロナのことで披露宴は今に。今の時期も披露宴やパーティーは止めておくという人も多いのでしょうが、どうしようかと思案の結論だったのでしょう。

 

クリアなパーテイションにひとりひとり広く区切られたテーブルも、座っていればそれなりに慣れるものですねー。でもまあ、隣の方とお喋りするのも身を乗り出さないと。

 

今日のように、新郎新婦も含め沢山の若い方を見るとじぶんの年齢を感じます。まだ年寄りとまではいかないけど、いささかの通じなさそうな重さとか、鬱陶しさを与えそうな引け目とかなのかな。

 

これから先もっともっと続いていくことですから、ただそのままの歳で、意識せず、おおらかにその場所にいるようになりたいものです。

 

前に着たのはこの着物じゃ無かったんだな、とじぶんの過去記事で今わかりました。んじゃ、比翼に自分で取り組んだのは今回が初めてかも。留袖の着付けのポイントを確認するのにやはりYouTube が助かりました。

 

還暦近くなって、色留袖も黒留袖も持たせてくれた親にあらためて有り難いと思ったことです。

 

[ 着物のじかん ] comments(0) / -
ENTRY BOTTOM             
昼下がりの演奏会

じごとを介して知り合った方が作曲をなさる方でした。クラシックのこともまったくわかりませんが、演奏家の方ではなくて作曲家とはどんなんだ?!「好きなみちをずっと来ました」と仰って、「作曲家ですと言えば、作曲家ですから」と仰いました。何だか凄いぞ。

 

そんなこんなでその方がアレンジなさった曲が演奏されるヴァイオリンの演奏会の招待券をいただきました。これまた素人が聴いても素晴らしかったです。受け取り能力が足りないので何て言えばいいのかわかんないけど、うわぁと思いましたもん! 席はコロナの感染に対応して1つとばしで、回収していただくほうのチケットの半券に名前と電話番号を書き、満席になっていました。木曜日のことです。

 

1つとばしでは収益も半分なのでしょうから大変なことだと思いますが、久々の観客席は殊の外うれしいものでした。演劇も音楽もはやくもっとたのしめるようになって欲しいと切に願います。

 

コスプレで大島の単を来て行きました。紺とこげ茶が細かい縦横。色々持たなくてもこれだけでさえいいんじゃないかという気分の着物で。自分の思うきれいさとか、着るものとしての重み、カジュアルさ、とかそういう意味ですが。客観的にはどうなんかな? イメージの中でそうだったんですが、着てみてのしっくり具合はもうひとつでした。

 

 

あと、超絶いいかげんであわただしいワタシの着付けはもう少し几帳面にした方がきもちいいぞ思ったこと。あとは、洋服でなくても着物もからだがスッキリしている方がいいなと。(笑) それからやはり着慣れること。 後で他の帯も試しにのっけてみました。

 

 

 

どうすればしっくりくるのがまた試してみましょ。と、思います。

 

 

 

 

[ 着物のじかん ] comments(2) / -
ENTRY BOTTOM             
容量とのバランス

 

いい歳ともなれば色々なことにも腹を立てないで済むかと云えばそうでもなく。経験から理屈の上での処理はわりと早いのですけれど、きもちというのは案外、容量が小さいものだなぁと思います。人のことならよくあることとして、簡単に片づけてしまうじぶんがいるくせにね。

 

コロナが少し落ち着いたら、よく行く洋食屋さんにコロナ見舞いに行こうねとみちこさんと約束していたので出かけてきました。例によってちっとも気兼ねのない古着を引っ張り出して、雨上がりを下駄はいて歩きました。〆のオムライスはやめておいて丁度よかったみたい。食欲だけから云えばいくらでも食べたいのですが、胃やからだを考えるといつも容量オーバー。

 

何でも容量とのバランスは結構難題です。たぶん。

 

 

[ 着物のじかん ] comments(0) / -
ENTRY BOTTOM             
綿紅梅

 

やめられないままのネットオークション。高いものを買うわけではないし、値が上がれば諦めるのもできるけど、必要かどうかにかかわらずやはり買い物はたのしい。みなさんがガンガン推進していらっしゃる断捨離に逆行中。(笑)

 

夏着物としても着ることが出来る上等の浴衣に絹紅梅、綿紅梅があります。格子状に太い糸を織り込んだ生地に型染めした染物で、ふつうの浴衣とはひと味違い、かつ気軽。絹が織り込まれた絹紅梅は親が持たせてくれたのがありますが、違う柄が欲しいとかねてから思っていました。新しいのを買うとそれなりのお値段。

 

2,3千円で買えたらすごい!と思いましたが、やはり5千円を超すところまで競り合って終了。もちろん中古だけれど、届いてみて、風合いと柄にも満足。見る目の問題でもありますが、たまに予想していたのと違ってがっかりも起こります。着てみないと似合うかどうかわからないけど、うふふ。

[ 着物のじかん ] comments(0) / -
ENTRY BOTTOM             
白大島



白大島と云うと聞こえはいいが、かなり黄ばんでいて2000円也。単。


そろそろ飽きたらどうだろうか?と自分でも思っているチープな古着ショッピングですが、我儘だとか欲張りだとか憂さ晴らしだとか、まあじぶんに許してやってもいいぞとも思っております。


さておき、贔屓目かもしれないけど、黄ばみまくりの白大島とはいえ布としてどことなく品のようなものがあるんじゃないかなぁ。化繊もいいのはわかっていますが、やはり絹がすきです。


とはいえ、黄ばみまくりはどーしたってよそゆきにはならず。遠慮なしに居酒屋に行くしかあるまい!他に着ていくところは無いぞ。


で、1000円の植物柄の帯をのっけてみる。さてさて、如何なものか?

[ 着物のじかん ] comments(0) / trackbacks(0)
ENTRY BOTTOM             
夏物古着


毎度のぐだぐだ着付け。岩松了さんの舞台を観に行くのに、2、3千円で買ったままになっていたのをぶっつけで着て行きました。何せ古くて、着るときに引っ張ると枯れてしまっている糸がプチプチ切れる始末。まあ、値段が値段なので腹をたてたりするのはお門違いというものでしょう。それに値段が安ければこその冒険の色と模様。案外黄色い帯がよく合ったような。お太鼓部分はリバーシブルっぽく銀色。帯も安い古着。来夏はちゃんと縫い目を補強してから着るとしませう。


[ 着物のじかん ] comments(0) / trackbacks(0)
ENTRY BOTTOM             
片挟み

 

ほんのたまに、月に1度くらい、続けているとも云えないお三弦のお稽古。

 

浴衣を着てみました。しかし、浴衣って、へにゃへにゃして予想するよりむずかしー! こんなむずかしいものでしたか? ほとんど着たことが無いので、わからん。

 

半幅も持っていただけで今まで結んだことがありませんが、ぶっつけで初体験の片挟みにしてみました。キリッとした感じは悪くありません。

 

てらってる? 締めることあるのかなぁ? と思っていた、金魚の半幅もまた使えるかも。

[ 着物のじかん ] comments(2) / trackbacks(0)
ENTRY BOTTOM             
夏 紬

 

夏の普段着が欲しくてオークションでポチしました。やばいことに、どうやらオークションが病みつきです。

 

競り合う人もいないので値段が上がらず助かりましたが、人が欲しがらないのはあまりいい買い物じゃないのかな。

 

夏の小物は選択肢が無いので、帯も帯揚げも紺色の無地で。チャリティーコンサートと、この前の瓢箪堂さんへ。

 

見た目はどうなのかわからないけど、からだにまとわりつかず、風が通るような感じがたのしいです。自分に丁度いいかどうかは馴染むうちにわかるのかも知れません。

 

[ 着物のじかん ] comments(0) / trackbacks(0)
ENTRY BOTTOM             
昼夜帯

 

以前ポチした印度更紗柄?の昼夜帯をはじめて締めました。オークションの記事にそう書いてあったのでそうなのかと思うばかりでよくはわかりません。

 

だいたい昼夜帯とは何ぞや?  裏が黒繻子のリバーシブル帯ぐらいの意味らしいです。まだ名古屋帯も袋帯も無かった時代の庶民の女帯。腹あわせ帯とか、鯨帯とかとも言って、長めで、角出しなどに。

 

 

この絵を見ると納得。上村松園の「晩秋」だそうで、若き日のおかあさんを描いたと読みました。垂れに黒繻子が。 かけ襟も黒いからしっくりしますね。

 

繻子はサテンと言い換えてもいいのかな?  ワタシのは表も裏も繻子で、裏は表と同じ生地の無地です。やわらかくて締めやすい。

 

雨だったので着物は頂き物の何かわからないしゃりしゃりした単を。これもはじめて着てみたら裄がたぶんワタシには2センチくらい足りませんでした。

 

何せ下はおんぼろ化繊の夏長襦袢ですから、遠慮なしに襦袢の袖をゴム輪でくくって袖の中に隠し、やや腕ニョッキリ。それもまたよし!  かな。

[ 着物のじかん ] comments(0) / trackbacks(0)
ENTRY BOTTOM