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映画「チェイサー」のこと
        
    毎日遊んでんの?とわれに問うた方がいいかもしれませんが、
    レイトショーに行ってしまいました。前からたのしみにしていた「
    
チェイサー」でございます。

    韓国映画はあまり観たことがありませんが、どーやら韓国映画
    の新星誕生ということらしくて、1974年生まれのナ・ホンジン監
    督は長編映画第1作目。

    映画のタイトルどおりチェイサー(追跡者)のジュンホは元刑事で
    デリヘルを経営している。ジュンホの元からデリヘル嬢があいつ
    いで失踪し、時を同じくして街には連続猟奇殺人が起こる。女たち
    が残した携帯番号から怪しい客のヨンミンにたどりつくジュンホ。
   
    あっけなく自白するヨンミンだが、警察はヨンミンに弄ばれ裏付け
    が取れずに警察は右往左往。ついには嫌味な検事の横槍でヨン
    ミンは釈放されてしまう。ジュンホはまだ生きていると思われる捕ら
    われたデリヘル嬢を助けるため夜の街を走り抜ける。連続殺人者
    と元刑事の緊迫感溢れる追走劇!

    まるで甲斐よしひろさんを若返らせたみたいなキム・ヨンスクさん
    は冒頭からめちゃくちゃナイス!名優として名高いソン・ガンホさ
    んの劇団仲間であり、キム・ヨンスクさんが役者の道を離れた時
    に呼び戻したのもソン・ガンホさんなんだそうです。演技派という
    ことで40歳まで役者をやってきたキム・ヨンスクさんはこの映画
    で遅咲きのトップスターに。いい役者さんを見るのはたのしいです
    わ、ほんまに。

    連続殺人犯の方のハ・ジョンウ君は2世だそうですが、こちらも素
    敵!役者がいいから映画がいいのか、映画がいいから役者がひ
    きたつのかわかりませんが、そりゃあもうたのしかったです。あ、
    だけどR15指定ですので、暴力シーン残酷シーン苦手の方はお
    やめになって下さいね。ワタシもギリギリ、途中で顔を手で覆った
    ほどかなりです。

    クライム・サスペンス(事件モノ)と銘打たれていてそのとおりなので
    すが、見てる途中でハードボイルドという言葉がちらっとかすめ。
    その言葉は適切じゃあないのはわかっているんですが、トレンチコ
    ートもバーボンも無しですけれど、デリヘル嬢の7歳の娘に心を寄
    せてしまうあたり、ジュンホは2枚目でもなくせこいのにかっこいい(笑)。

    もちろん連続殺人者は社会から逸脱しているけど、デリヘルをやっ
    ているジュンホにしたってはぐれものだし、警察の組織はやたらバラ
    バラでずさん。捕らわれててしまうデリヘル嬢だって、シングルマザ
    ーだからとはいえ堅気な生活をあきらめて危険に身を晒してしまって
    いる。なんだか全体がとっても人間くさくて物悲しくもあり、痛い。

    トライアングルを見て、安積班を読んで、ハンチョウを見たせいか、
    警察の描かれ方が少し気になるこのごろなのですが、ナ・ホンジン
    監督は“シナリオは足で書け”という韓国の言葉を地で行って警察を
    徹底リサーチしたのだとか。日本の某ミステリー作家の方が警察の
    ことは正直手探りで描いていると仰ったことを思い出ししましたが、
    日本ではそんなに取材させてくれないのかもなぁ。

    格闘シーンの荒々しいカメラワークや走りに走るシーンのリアリティ。
    音楽のメリハリ。映画らしいわくわく。外国映画だからこそ粗も目立
    たなくてよりいい感じなのか?もし日本映画だとしたらこの流れで許
    せるか?と途中脳内変換してみたのですけれど、この脚本演出だっ
    たら絶対おもしろいに違いないと。誰をキャスティングするか?と観な
    がら考えてしまいました。あとで知ったことには、どーやらディカプリオ
    でリメーク決定しているようです。なんちゃって甲斐よしひろさんの方
    がディカプリオさんより断然いかしてると思うけどな・・。

    聖書入門中のワタシとしては、あちこちに出てくる十字架も気になって。
    ソウルの街には至る所に十字架があるらしい。監督の弁によれば
    「すでての殺人は十字架の下で起きていることになる」と。監督もクリ
    チャン。ともかくすこぶるオススメです。
[ 映画のじかん ] comments(0) / trackbacks(0)
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穴子飯
          

         ワタシは広島育ちじゃありませんが、カープは前から好き
         でした。では広島に来てから好きになったものは何かとい
         うと、おこのみ焼きとあなごめしでしょうか。

         あなごめしといえば「
うえの」さんのお弁当のことを指すと
         言っても過言ではないかと思います。 お弁当には大小2
         種類あり、大正時代のパッケージが復刻されていてさまざ
         まなのもおたのしみなのです。鉄道局からの忘れもの注
         意や持ち込み荷物への注意事項と、日本酒や美人ぬか
         琺瑯鍋の宣伝なんていうのも。

         ちいさい子どもがいなくなった分、夏休みの憂鬱は少し軽
         くなりましたが、暑いなかでのおさんどんには変わりなく、
         たまにお弁当というのも有難いものです。
         

         
[ おやつの時間 ] comments(4) / trackbacks(0)
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メキシコのアート?
      

     本人が欲しいかどーかはまったく別問題ですが、これ、誕生プ
     レゼントに買いました。木製の箱の中にごちゃごちゃと飾りが。
     メキシコのブツでございます。左は画家の
フリーダ・カーロさん。
     右はプレスリーに扮装している骸骨さんでございます。
     骸骨飾りごてごての箱も捨てがたかったのですが、フリーダさ
     んに敬意を払っておきました。

     これを売っているエスニック雑貨にはメキシコの陽気な骸骨さん
     グッズがいっぱい♪どうやらメキシコの11月1、2日は死者が生き
     ている家族や友人を訪ねてくるという考えらしくて、骸骨祭りのよう
     な気配らしいです。棺に入って結婚式する骸骨さんや神父さんの
     骸骨やギターをひく骸骨や・・・。陽気なお盆みたいなもんでしょう
     か。
こちらを見ていただくとどんな感じかわかるかも。

         

         フリーダ・カーロさんのことは
映画にもなったので、少しは知っていま
     したけど、強烈な人生ですね。画家としての才能が認められていると
     同時にバスの事故による数十回もの手術や後遺症の苦しみを負って
     おり。そして奔放な恋愛遍歴。ラテン民族のパワーを思い知らせてく
     れる女性です。

     しかし、こんなプレゼントを受け取った人の感想はどうなのか??(笑)
[ 美術のじかん ] comments(2) / trackbacks(0)
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荷葉
   
     蓮の花いまあけぼのの色を解く  竹田昭子

       
 
  自分で活けたのなら自慢できるのですが、活けて下さったのは色白美
  人のおっ師匠さんでございます。蓮の茎の切り口から先がちっちゃい
  ラッパみたいになっている空気注ぎみたいな器具で水を葉のすみずみ
   までいきわたるように水揚げしてから活けます。
   蓮のはっぱは荷葉(かよう)ともいうのだそうですが、香の世界では主
  に6つある練香のブレンドの夏バージョンの名も「荷葉」というのだとか。
  きっと夏の湿めった空気に清々しさをあたえる薫なのでしょう。

   この活けた蓮は2、3日ももたなくて、人口の蓮池は何とも儚いうたかた
  のごとし。大きい蓮池にいつか本物の蓮見に出かけてみたいというの 
   がずっとワタシの夢なのですけれど。

  
 
 
    

 

      

              
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成就しない愛だけがロマンチックだ。
                                        

  自然に忘れていまうものはいっそきれいに忘れていまえばいいという気もするのですが
 「それでも恋するバルセロナ」を観たぞ、と一応書いておきませう。
 「守護天使」のときだったか予告を見て、ありゃーベネロペちゃんめっちや綺麗やわと思
 ったのと、ながーく恋愛映画も見てないのでここらで、となったので、有給休暇だという
 みちこねえさんと一緒に観てきました。あ、昨日のことですけどね。

 ウディ・アレン監督の映画をそんなにたくさんは観てないかもしれませんが、辛辣なウデ
 ィ・アレン流のナレーション入りのストーリーは嫌いじゃありません。
 だってね、バカンスで恋をする“慎重派優等生女”と“恋愛体質の自分探し女”と“激情的
 アーティスト女”のおはなしですよ。あ、あと濃い顔のセクシー男が必要不可欠ですが。
 あと、バルセロナに行ってみたくなるのも必定でございます。アントニオ・ガウディーの建
 築物だの公園だのゴシック様式の中世の大聖堂だのすばらしくたのしそうな街なんです
 もん。そしてワイン、そしてスパニッシュギター。そんな街での、バカンスラブストーリーを
 普通にやられたんじゃあ、こっ恥ずかしいんですもの。うふふ。

 でね、ストーリーの説明は面倒なんで省きますが、たのしかったですわ。バカンスなんて
 ことばにリアリティーがある日本人がどんくらいいるのか知りませんが、少なくともワタシ
 にゃ金輪際無縁でございます。しかーーし、旅に行って危険な恋がしてみたーいって気分
 はおそらく誰にもちょびっとはあるんじゃないですかしらん。声高らかに言うほどのことじゃ
 あありませんが、はい、おばちゃんにもありますぞ。

 比べるのが間違ってるかもしれませんが、何年か前にダイアン・レインの「トスカーナの休日
 っていうバカンス映画?が流行って、律儀に観たんですが、バルセロナの方がバカバカしく
 て好きです。
 
 途中からベネロペちゃんの迫力にのまれた感も無きにしもあらずのスカーレット・ヨハンソ
 ン。このところのウディー監督映画のミューズだというのはわかってたんですが、ソフィア・
 コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」でしゃぶしゃぶ食べてた彼女だったのね。
 
「真珠の耳飾りの少女」の彼女だったのね。次に観る時にはお名前認識できると思います。

 恋愛状態なんてある種愚かしいんだけど、そこんとこのもどかしさがたまんなくたのしい
 ですよねぇ。3人からもてもてだったはずの男はおそらく終いにはひとりになり、おんなな
 んて身勝手なもんかもしれません。恋愛してる自分が好きなの。そして、女の子たちがバ
 カンスから帰ってきた空港で物語はジ・エンド。

 ビバ!いくつになっても恋を忘れぬウディー・アレン監督!
 上映時間が1時間半ちょっと、というのもなかなか手頃でよろしいかと。

 
 
 
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「アートは毎日の中にある」とか「ピカッ」とか「黒い花火」とか。
          

 現代美術館の「マーティン・クリード展」に行ってきました。

 マーティン・クリード(1968年生まれ、ロンドン在住) は、1990年代初頭に
 活動をはじめ、日常とアートが境なく続いていることを、時にユーモラスに、
 またラディカルなほどシンプルな形体や手法によって表現してきました。
 2001年にはイギリスで活躍する現代美術家に授与される「ターナー賞」を
 受賞し、その活動は国際的に大きな注目を浴びています。
 クリードは、身のまわりにあるものに触発され、音や光といった形のないも
 のさえも素材として、絵画、ドローイング、立体、映像、サウンド・インスタレ
  ーションなど、多様な作品を創り出してきました。
                               (展覧会公式より)

 アートというものがどうゆうものだかそのくくりがワタシにゃあわかりません
 が、個人的には入場料払って体感しても惜しくなくてたのしかったらそれで
 よしということではいかんでしょうか? 神も仏も村上春樹も罪も善と悪もな
 −んもかも考え及ばぬワタシですから仕方無いではありませんか(笑)。
 ともかくシンプルなんだけど愉快なマーティン・クリードさんの作品群でした。

 もしよかったら
クリードさんご本人の頁をちょこっと覗いてみて下さいまし。
 2匹のわんちゃんがうろうろするだけの画像とか、嘔吐してる人の画像とか
 紙のまるめたお団子1個とか、折り目が付いた紙を広げたやつとか、背の
 順に並んでるサボテンの鉢植えとか、ライトが点いたり消えたりするだけの
 部屋とか、木製のメトロノームがそれぞれ違う速さでコチコチいって並んで
  るのとか、ワタシんちにもありそうな紙製の箱が重なってる小山とか、寸法
  見本みたいにサイズ順に打ちつけられた釘とか・・・etc

 例えばメトロノームの作品には「ラルゴ・ラルゲット・アダージョ・アンダンテ・
 デモラート・アレグロ・プレスト・プレスティッシモ
」という題がついていますし、
 2匹のわんちゃんのには「オーソンとスパンキー」という題がついていますけ
 れど、多くの作品には言葉がその世界を限定してしまうことを危惧して数字
 で作品番号●●●といった記号のみ。なんだか潔いというか、キツネにつまま
 れたようといいますか。実際美術館の廊下の壁に等間隔に張られていたテ
 ープ状のものまで作品か?と勘違いしてしまったくらいですが、実際にそう
 いう作品もあったりするんですよ、これが(笑)。



       
  
 (中国新聞さんの写真をお借りしました<(_ _)>)

 
 さておき、別のはなしですが、現代美術館さんつながりで、

 現代アートのりくつがわからないといえば、このまえアート集団のChim↑Pom
 が広島市上空に飛行機雲
で「ピカッ」という文字を描いたことが物議をかもして
 展覧会が中止になりました。それに関する本も出版されたようです。その飛行
 機雲はすごーく儚く、「ッ」を描き終わった時にはもう「ピ」は消えかけているとい
 うものだったらしいのですが・・。
 
 ややこしいのはそのあとで現代アートの大御所ツァイ・グオチャン(蔡國強)さん
 
が黒い花火を。これもまた広島現代美術館の展覧会に合わせて打ち上げました。
 
 こちらは何も問題がなく作品として認められて。アートとしての本質とかなんと
 かよりも、デリケートな問題なんだからちゃーんと大人っぽく根回ししようね
 ってことなのかどーか・・。不愉快な思いをしたという人に謝るのは当然のことと
 して、でも限定されるってことはどうなのか・・。あまりややこしいことは考えられ
 ないので、このことについては一応現実認識だけはしとくってことでとりあえずお
 しまい。

 
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小川軒 レーズンウイッチ
          
 レーズンサンドといえば、小川軒!なのだそうですね。
 元祖とか目黒とか新橋とか鎌倉とか小川軒といっても
 いろいろあるんでしょうか?

 この到来物のレーズンサンドは御茶の水小川軒さんの
 ものらしくて「レーズンウィッチ」とお呼びするのが正しい
 らしゅうございます。
 レトロな呼び方もたのしいですね。ウイッチ♪ウイッチ♪
 お店の頁を読みますと、ジョン・レノンさんや渥美清さん
 も来店されたとか。

 半生菓子という扱いになっていまして、冷蔵しなくてもい
 いいんだけどクリームの味のものを食べることができる
 というあたりが魅力的に思えます。
 1つ食べると相当満足感がございます。

 おやつと関係ないんですが、今日、タクシーに乗りました
 ら運転手さんのお名前が 「佐々木 剛」さんというお方
 でございました。我ながらしょーもないと思いつつなんと
 なくにまにま。
 佐々木さんと安積さんが合体してるっぽい?(^人^)v
 結構長く乗ったもんですから運転手さんが飼っていらっ
 しゃる4匹のワンちゃんのはなしとかでもりあがりまして、
 なかなか贅沢なドライブとあいなったわけです。
 が、その佐々木さん、お願いしていた有料道路の下り口を
 通り越してしまわれまして・・・・(ハハ)。
 佐々木さん、どーもお世話になりました。
 
  そのタクシーでのお出かけの時、手土産に持っていったの
 は近所のお店ポワブリエールさんのピエロ。
 新製品なのですが、やわらかくて軽く老若男女に喜ばれ
 るお味なんじゃないかと気にいっておりますの。
 
[ おやつの時間 ] comments(3) / trackbacks(0)
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キリスト教入門 2
       

 舞台には関係しないけどキリスト教の基礎知識を得るチャンスかもしれない
 と思うということは前に書きました。なので、思いつくままに何冊か積読中です。

 超初心者はまず阿刀田高さんの「旧約聖書を知っていますか」から始めて
 「新約聖書を知っていますか」を読み、信仰の無いものの立場から書い下さっ
 ている阿刀田さんに感謝感謝。で、次は信仰のある立場から初心者向けに
 書いて下さっている三浦綾子さんの「旧約聖書入門」「新約聖書入門」にとり
 かかったところです。しかしいつ何時挫折するかわからないという感じ。

 超初心者に理解できることはほんの少しですし、宗教というものは身に馴染ん
 でこそその智慧や慈愛の恩恵がわかるという性質のものなんだろうなぁという
 ようなことを漠然と感じています。
 わけがわからないままではありますが、キリスト教を題材にした絵画とかは
 観易くなって親しみが持てるようになるんじゃないかというところはとりあえず
 のご利益か(笑)。あと「聖☆おにいさん」によけい笑えるようになるのは確実 
 そう。

 しかし日本人に馴染みが深いように思っている仏教というのもめちゃくちゃ複雑
 なことになっていて、結論からいえば同じ仏教どうしでも180度違うことを言って
 いたりしますね。
 仏典も編纂者や翻訳者によってすごーく違うものになったり魅力的に見えたり
 しているんだと思いますが、もとのヒンズー教的なものが表に出たり、それが伝
 わる途中の中国の道教がまざったり、日本の習俗が混ざったりして誰にもこれ
 こそ正解ということを言って統一するなんてことはできません。

 それと同じことが人間を介し、教団という組織を介し、キリスト教にもたぶんある
 んじゃないかという素人考えに至るわけです。 
 で、この前の申の「輪廻」の発想というものも仏教といえばそうでもありますが、
 仏教が始まる前のヒンズー教だったり現実社会の一般認識として歴然とあって、
 それを乗り越えようとして仏教という思想が起こったというふうに言うこともできる
 んじゃないかと思っています。
 日本で身近に言うと密教的な感じのものが仏教以前に近いかなというのは勝
 手な素人認識ですが。
 
 なんでそういうことを思いついたかというと、今回の「終末論」というのもキリスト
 教以前の発想なんじゃないかと(大きな勘違いかもしれません)。
 思想や哲学なんて関係なくてもあるがままにそういう発想を人が持つというのは
 自然だという土壌がイスラエル人、ユダヤ人にあるんじゃないかしらんと。
 インド人が「輪廻」をあってあたりまえの自明のものと思っていたみたいに。
 
 しかし、一神教というのはどうも裁いたり罰したり厳しいもんなんじゃないの?っ
 て感じがします、聖書だけ見ると。
 物語りだけ読むと神さまはえこひいきしてるようにも思えるし、信じないものには
 冷淡っていうのもどーもアジアの島国に住むワタシには異文化って気が。
 遠藤周作さんの思索っていうのもおそらくそのへんの感情によるものなのかなと。
 どれもこれも感じたままのわが思いつきを恥ずかしげもなくことばに変えておこ
 うと思います。アホ丸出しですが、ずっとあとで、もしかしたらちゃんとまちがいを
 直したり、まったくの認識不足を反省したりできる時がくるかもしれなせんので。
 もし駄文におつきあい下さった方があれば、そこんとこ許してやって下さいませ。

 舞台「狭き門より入れ」の記事を読むと、以下のような言葉が出てきます

 “ある時世界はリセットされて選別された人だけが新しい世界に行けるというもの。
  直面する人間の善悪に迫ろうとする”

 “終末の向こうにある新世界のために生きる男と、今ある世界に賭けようとする男。
  神に愛されようとする男と世界(臨人)を愛そうとする男。”

 言葉のうえではオウムのことを思い出さないでもありませんが、舞台作品のなか
 ではともかくその2人の男はハンチョウとアンディーってことで(笑)。
 すっかり迷子になってしまっているワタシの読書とは関係ないところで少しづつ
 舞台の日が近づいて、まったくこのうえなくたのしみだったらないのでございます。
 
 
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グリーンカーテン
                         
                       ねこさんちのトマトちゃんの初収穫と朝顔を見せていただいて、一丁
            前にワタシはゴーヤのグリーンカーテン初挑戦中ですなんて申して
            しまいました。で、なるべくきれいに見える写真をぺたり(笑)。

            腰高窓の外の格子をグリーンにしようという作戦なんですが、まだ目
            下生育中です。きゅうり用の網とか張らないといけなかったらしいの
            ですが、横着して竹を横に数本渡しております。するとゴーヤの蔓と
            いうのは結構細くて、無理やりに網戸の網にからみついてくるのでご
            ざいます。どうしよう・・・。何だかすごい生命力です。

            そして、聞くに、グリーンのためには実ができそうになったら採ってし
            まうとか何とかしなくちゃいけないらしいのですが、ご存じの方があっ
            たら教えて下さい。ちなみに我が家はゴーヤ料理をしたことがありま
            せぬ.

                       それとですね、何を思ったか実家のハハが坊ちゃん南瓜の苗という   
            ものをわざわざ隣県より持参してまいりまして、植えろというもんです
            から、このそばの深いプランターに。そいつが生垣とかを上りながら
            花をつけたりして勢い盛んなんですけど、どうなるんだろう・・・。

            生真面目に水やりなんてワタシの苦手分野なんです。暑くなるのが
            不安なような、たのしみのような・・。
           
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